構造的形態 |
夏本番!
暑さも湿度の高さもあって
お花たちにとっても
しんどいであろう季節ですが
そんな中でも
美しく強く咲いてくれている花たち。
ちょっと体調や気分がいまひとつなときでも
お花に触れると
気分や体調もふわっと軽く
楽になるっていう経験
されたことありませんか?
私もそういうことがよくあって
昨日も、花材を揃えている段階で
ずいぶんと変化がありました。
花のパワーって、すごいですね。
お花のもちがあまり良いとはいえない
夏場のこの時期でも
やっぱり生花を使いたいなぁと
いう思いで
今月もありがたくレッスン♪
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今月の【花と対話するフラワーデザイン】レッスン
テーマは【構造的形態】のアレンジメント
をしました。
今回の花材はこちら。
このブルースター、よく出回っているものと
ちょっと種類が違うのだそう。
花びらがまぁるくて、かわいい!!
忘れな草が少し大きくなったような雰囲気です。
【構造的形態】のアレンジメントでは
植物それぞれの質感や色、形状の特徴を際立たせる
という効果があり
・同じ素材をグルーピングする
・正反対の素材感のものを隣り合わせる
という手法を用います。
・つるつるしたもの / ザラザラしたもの
・硬いもの / 柔らかいもの
・丸いもの / 平たいもの
・光沢のあるもの / マットなもの
などなど・・・
色で正反対のものを隣り合わせたり
質感の違うものを隣り合わせたり
何を際立たせたいかを
意識しながら
デザインしていく
一見すると、思考に走りそうな感じですが(笑)
しっかり五感を使いますよね。
見て
触れて
感じて
こちらは途中段階での、私のサンプル
(あえて最初の段階までしか作らないのですが。笑)
花材のひとつに、蓮の実を用意したのですが
生徒さんが使ったあとに
なにげなく茎をカットしたら
茎の断面もおもしろい!
れんこんそのものの形ですね^^
形状がおもしろいので
これも茎の断面を見せるように入れてみました。
普段は植物を「ひとつのかたまり」というか
茎も葉も花も一緒に見て
ひとつのもの「これは○○という植物」
として捉える見方が多いと思いますが
こんな風に
ひとつひとつのパーツを意識して見たり
素材感を感じることで
新しい発見があったり。
昨日のレッスンは、いつもとはまたちょっと
違う感じで
遊び感覚で楽しい時間となりました。
組み合わせていくのも
パズルのような楽しさがありますしね。
こちらが生徒さん作品です。
【花と対話するフラワーデザイン】レッスンは
毎月第1水曜日・第1日曜日(時間は異なります)です。
こうした定期レッスンの他
1回だけの体験レッスンもしています。
どんな感じかな~
お花に触れたいな~
など、ご興味もたれましたら
JEUGIAカルチャーセンター大分校さんに
直接、どうぞお気軽にお問い合わせ、お申込みください。