2019年 01月 03日
一休さんのお正月 |
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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今日はお正月も3日。
今日は朝からだんなさんが
何やらせっせと調べ物をしていて、それから
「ねぇ、非常食のことなんだけど」
と突然切り出され、のけぞりました。
そしてその後も
カフェでケーキなどいただきながら
おもむろに
「それでさぁ、次の車は〇〇にしたいよね
(※注:今のところは買い替えはまだ先ですが)
なんでかっていうと、
災害があって避難する時にも
そこである程度は寝泊まりできるしさ」
ときた。
さらに、非常食のメニューについて
あれこれと相談されて
私としては、正直なところ
“お正月のおめでたい時に、そんな災害時のこと
考えたくないなぁ。
もっと未来の明るい展望でキラキラうきうきしたい”
と思っていて
実際にそのように言いました。
災害の時のことを考えておかなければ
という必要はもちろん頭ではわかっているのだけど
でも実際には、
やっぱり私は、お正月に限ったことではなく
やっぱり災害時のことは考えたくはなかったのでした。
つらいし、悲しくなるし
大変なこと、思いもいっぱいするであろう
災害が起き、実際にそれを自身が受けた時のことを
考え想像すると、余計にそれを引き起こすのではないか
とも思っていました。
そうしたら、だんなさんは
「うん。でもね。
それって、災害が起こらないことを基準に
しているかもしれないけど
でも、実際には、どうしたって
まったく起きないっていうのは
ないと思うんだよ。
そうだよね?
災害が起きることに抵抗しているよりも
備えをしていて
何も起きなければBESTだし
もし起きた時には
あぁそうなんだね、って
目の前のことにひとつひとつ対処していくための
準備をしておけば
乗り越えるのも楽になる。
雨や台風に備えて
傘を持って出掛けることと同じだよ。」と。
確かに!!
そして、こんな話も。
かの知恵者の一休さんの話。
一休さんは、元旦の朝に
骸骨を持って「ご用心ご用心」と
一軒一軒まわったそう。
みんなは「お正月のめでたい時にそんな!!」
と気味悪がって、嫌がったそうです。
私のように。
でも、一休さんは
「お正月も何も、何が起きるかは関係ない。
お正月だからと浮かれていて
命を落とすようなことがあれば
何にもならない」
と、戒めたそう。
(※詳細:一休さんのお正月)
そんな話をしていた今日の夜
まさにお正月だというのに
熊本で震度6弱の地震の速報が。
お正月なのに、
といっても、やっぱりそんなのは
関係がないのですよね。
あまりにタイムリーなことだったので
こちらで書いておこうと思って
投稿しています。
災害はない方がいい。
あって欲しくないと思うし、
願い、祈っている。
けれど
避けられない自然の営みのひとつである
というならば
私たちは、その自然現象を
せめて大きくしないように
例えば、地球環境を汚さない、破壊しない
この星を守り、育み
生かし、生かさせてもらえるよう
大事にしていくことや
知恵を使って
対処していけるよう
工夫していくことが必要になってくる。
改めて
そんなことを思いました。
by SolaTsuchi
| 2019-01-03 22:11
| いろいろ・つれづれ
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