2021年 02月 12日
お久しぶりの納品【ヒンメリそらの音】さんへ |
委託販売させていただいております
宮崎県都城市のヒンメリそらの音さん
すっかりご無沙汰してしまっておりましたが
久しぶりに新作4点
納品いたしました~!!
ブルー系のシラーが際立つ長方形の
レインボームーンストーン
(ホワイトラブラドライト)。
この輝きにぴったりの、絹糸でマクラメ編み
ペンダントに仕立てました。
編みのモチーフにはしませんでしたが
まず浮かんできたのは「十字架(cross)」。
そこからさらに「Close to 〜(〜の近くに)」
というフレーズに繋がっていきました。
私たちそれぞれの持つ〝エゴ(自我)‘’は、
時に理不尽さや諍いを生み出すことがありますが
その全てをも包括し溶かしていくような
大いなる存在(愛)が常に見守っている。
そんなイメージが湧いてきました。
祈りのような、静けさとおおらかさのオーラ。
それはいつもすぐ近くにいてくれている…
そんなことを思いながら編みました。
絹糸は野蚕(タッサーシルク)で、自然素材
(コチニールなど)で丁寧に手染めされたものを
メインに、エンドのタッセル部分には
無染めのものなども入れています。
ぷっくりとしたフォルムのメキシコ産の
琥珀(アンバー)を、ブレスレットに
仕立てました。
長い長い年月で固まり化石となった樹木の蜜。
刻を超えて 私たちに何かを語りかけている
ような気持ちになって、思わず覗き込んで
しまいます。
太古からの語りかけは、メッセージであったり、
問いかけであったり。
時空を超えたものでありながら
どこか古風で素朴な「手紙」のような
優しい物質感を感じて「便り」と名付けました。
お元気ですか?
調子はどうですか?
と問いかけ、そして深い森や水辺のしっとりと
湿った空気や、乾いた土、太陽の熱
それらのエネルギーを届けてくれる。
そんな景色が浮かびました。
麻色のワックスコードでアシンメトリーデザインに。
両端に14kgf、片側に琥珀のビーズをつけました。
角度によって、パープルのシラーと、
シルバーの星屑のような輝きが見える
宇宙的なラブラドライト。
パープル系のシラーは希少ですし、
シルバーの景色は、レインボーがかっているよう
にも見えて、魅惑的なのです。
浮かんできたキーワードは
「銀河」「ひとつひとつ積み重ねる」
「歩を進める」。
カケラのように小さく見える(思える)ものは、
当たり前のようだと軽んじて捉えてしまいがち
ですが、それがなければ、「今」は存在しない。
無くても変わらないのではないか
無くても何も支障はないのではないか
そんな風に思いがちですが、その小さな小さな
ひとつに、〝命がある”としたら。
それを感じた時に、そのカケラは、
独立した個体としてリアリティを帯び
その輝きに気付きだします。
銀河の中における私たちは、小さな小さなカケラ。
私たちの魂の道における日常のひとつひとつは、
小さな小さなカケラ。
でもそれはどれもが、何らかのアクションに
よって生まれたものだから、命がある。
そんな風に思ったりします。
ひとつひとつの命。
腕元で、ふと意識にのぼるような
キラッと輝くブレスレットです。
グレージュ色のワックスコードで
両端に14kgf、ラピスラズリ、ターコイズの
ビーズをアシンメトリーに配置しました。
ジェイド(翡翠)といえば緑色が多いですが
こちらは紫色の翡翠。
天然の色で、希少なものです。
翡翠といえば、御守りとして用いられることが
多いように
優しく平和的なバイブレーションの石ですが
紫翡翠はそれがより高次元、別次元の
もののように感じました。
「自己肯定感」という言葉がありますが、
それは〝なにがあろうとなかろうと、無条件に
自分が存在することの価値を認め、
愛している”ということ。
紫翡翠は、その絶対的な肯定感のおおらかさを
感じさせてくれるかのようです。
御守りのように護ってくれる存在。
それは他ならぬ自分自身の絶対的な信頼と愛
なのだと、この石は語りかけてくれているような
気がしました。
シックな花を思わせる静かな華やかさもまた、
気持ちを落ち着かせてくれますね。
by SolaTsuchi
| 2021-02-12 12:01
| アクセサリー
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